B型肝炎ワクチンの有効性について

予防接種

ろくです。

B型肝炎(HBV)ワクチンの有効性についてです。

国内臨床試験

HBs抗原、HBs抗体及びHBc抗体が陰性の成人及び小児に本剤0.5mL(小児は0.25mL)3回接種後の抗体陽転率*は、成人で92.4%(1,438/1,557例)、小児で100%(88/88例)を示した。*抗体陽転率は、測定可能なHBs抗体が検出された被接種者の割合を示すもので、B型肝炎に対する感染防御を示す被接種者の割合ではない。

ヘプタバックス 添付文書より

HBs抗原、HBs抗体及びHBc抗体が陰性の成人(10歳以上)及び小児(10歳未満)を対象に本剤0.5mL(10歳未満0.25mL)を3回皮下あるいは筋肉内接種を行ったところ、皮下接種の成人では96.1%(1,542/1,604例)、小児では98.3%(170/173例)がHBs抗体陽性となり、筋肉内接種の成人では94.6%(191/202例)がHBs抗体陽性となった。

ビームゲン 添付文書より

ワクチンで急性B型肝炎を67%減少(米国)

抗体獲得率95%(40歳未満、年齢が上がるほど下がる)

ねころんで読めるワクチン より

上記から、B型肝炎ワクチンの抗体獲得率は高いです。
HBs抗体が得られる割合≠感染防御できる割合、ではないですが急性B型肝炎を減らす効果がありそうです。

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